花は折りたし梢は高し

暇をもてあます贅沢

リセットボタンを押しました。

昨日、感謝状授与式に出席しました。

本庁での辞令交付式への招待状もありましたが

定年まで職務を全うできなかったため辞退しました。

講堂での授与式には25名程度出席していました。

事業管理者からKさんへ表彰状と記念品が入った風呂敷包みが

手渡され、私たちは名前を呼ばれ返事をします。

事業管理者からの挨拶は簡潔でした。

その中で心に残ったのは、

「皆さんはバブル時代を知る人たちです。」

という言葉でした。

 

まさしく、私たちは事業管理者さんを含め

煌びやかに浮かれたバブル時代を渡り歩いた世代です。

現在の閉塞した雰囲気とは明らかに違う空気を吸っていた

私たちは変化する状況に対応できた人とできなかった人に

分裂したのかもしれないと思い至りました。

 

私は、明らかに非対応人種でした。

現状に自分の居場所を見いだせず、無様に足掻いていたのです。

 

昨日、バブル期に購入したパンツスーツで参加した私は

若かれし、すべてが許されたお気楽な自分にお別れをして

様々に護られていた状況から離脱することとなりました。

 

アーリーリタイアメントをするためには

自分が何をしたいのかを明確にしておくことは必須であることは

解っていましたが、

まったく先行き不透明な状況にあっても

自分はこそ撤退すべきであったのだと

素直に受け止めています。

 

皆さまに改めて感謝の言葉を・・

そして、皆さまの更なる発展を陰ながら応援しています。

 

さようなら!