花は折りたし梢は高し

暇をもてあます贅沢

勤続35年、終止符を打ちました。

 

昨日の今日で実感は湧きません。

自分は先輩たちが退職するときに

「寂しくなります」と言っていただろうか?

 

自分はずっとず~~~っと退職したかった。

定年退職する方はいざ知らず

自分より先に退職する人に激しく嫉妬していました。

 

お世話になった方々に一通りのことは

していましたが、

「寂しくなります」と思ったことがあっただろうか?

 

目的なく早期退職することは禁忌と戒めて

何とか踏ん張ってきましたが、

定年退職が延期される可能性を考えると

一体どこまで踏ん張れば良いのか?

最早、自分を許してあげても良いと強く感じるようになりました。

 

父は納得いかないようではありますが、

自分としては、もう一歩たりとも動けないというほどに

やりきりました。

 

早期退職に踏み切らずに済んだかもしれない

幾つかのif・・・

 

1・もし・・

 あの時、患者という名の赤の他人に公衆の面前で激しく

 罵倒されなかったならば・・

 

2.もし・・

 あの時、上司が自分を全否定することなく

 少しでも私の言い分を聞いてくれていたのなら・・・

 

3・自分を無能・無適格者と蔑みながら

 自分以外の有能な人が嫌がる忙しい緊張度が高い仕事を

 押し付けられなかったら・・・

 (何って・・・そりゃ、救命の手伝いだよ!)

 

4・コロナ禍で外出制限がかからなかったら・・

 

結局、4かな~^

 

根性がないな・・

 

あの、過酷な戦場から離脱するための言い訳を

必死に探してるだけだなぁ・・

 

にも拘わらず、たくさんのお祝いを頂いて

自分は本当に幸せ者です。

 

自分が35年間働き続けられたのは

一重に皆々様のご尽力の賜物であります。

本当にありがとうございました。

 

さて、これからどうしようかなぁ・・・